外壁塗装用の塗料の1つ光触媒塗料とは
外壁塗装に利用する塗料というのは、一般的にはアクリル系やウレタン系、そしてシリコン系といった種類が一般的ですが、これ以外にも機能性を持つ塗料が有ります。
耐久性だけを考えた場合、アクリル系やウレタン系などの塗料を利用して外壁塗装を行う事も可能ですが、長い期間綺麗な状態を保ちたい場合などでは、外壁塗装に機能系塗料を利用すると便利です。
機能系塗料の1つに光触媒塗料というのがあります。
光触媒塗料というのは、光でもある太陽の紫外線に当たる事で汚れを浮き上がらせて、雨水により汚れを落してくれるという機能を持つ外壁塗装用の塗料になります。
光触媒塗料は、セルフクリーニング機能を持つ塗料として注目されており、長い期間建物を綺麗な状態に保てるのです。
光触媒塗料は、素晴らしい機能を持つ外壁塗装の塗料の1つでは有りますが、コスト的には通常の塗料と比べると割高になります。
また、この塗料の特性として、光が当たらない場所で利用をしても意味が有りませんので、南側に面している外壁などには効力を発揮してくれるのです。
そのため、太陽の紫外線が当たる場所に、光触媒塗料を利用するという方法がお勧めなのです。
因みに、この塗料の耐久年数は15年から20年と長く、一度塗装を行えば、長い期間塗りなおしが不要になると言う利点があります。
また、この塗料の相場は、1平米あたり3000円~4000円程度になりますので、一般的な塗料でもあるシリコン系塗料よりも若干割高になります。