屋根塗装のさまざまな種類
四季折々の気温の変化が激しく、梅雨もある日本の気候は住まいの屋根の塗装が傷みやすくなっています。
屋根塗装を行うタイミングは、新築の場合や塗り替えてから5～10年程度が目安と言われています。
屋根塗装は雨や風、紫外線から住まいの屋根を守っていますので、傷んだまま放置してしまうと雨漏りの原因になってしまうことがあります。
そんな屋根塗装で用いられる塗料には、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系、光触媒系など、いろいろな種類があります。
主な塗料の種類をご紹介しますと、アクリル系は耐久年数3～5年で安価な塗料です。
ウレタン系は耐久年5～8年で耐久性があり、コストパフォーマンスに優れている塗料です。
シリコン系は耐久年数8～12年でシリコン樹脂を配合することで親水性があるために、塗膜の表面に汚れが付きにくい塗料です。
フッ素系は耐久年数12～20年で耐候性や耐久性にとても優れています。
光触媒系は耐久年数20年とこの中では最も耐久性に優れています。
ハイドロテクトの原理が用いられていて、光触媒に光が当たると水とよくなじむ親水性状態になるとともに、 強力な有機物分解力を持つ活性酸素を発生させる特徴があります。
これにより「セルフクリーニング効果」と「有害汚染物浄化作用」を発現します。
耐久年数が高いほど価格も高くなる傾向がありますので、屋根塗装業者との打ち合わせ時にご要望や予算などプロと相談しながら塗装の種類を決めると良いでしょう。
